今年になってからのアメリカとイランの衝突ですが皆さんはどう思いますか?
アメリカは何故このタイミングで実施したのか?
イランの報復措置はイラクの米軍基地へのミサイル攻撃、アメリカはイランへの経済制裁のみで大規模攻撃は考えていない模様。
両国とも何がしたいのか見えない。両国ともにメリットがない様に見えます。
今回の事件で誰が1番得をしたのかが現時点では不明ですが、今回の事象は誰かが青写真を描いたはずです。
日本について考えてみると、アメリカとイランの衝突で年初の株価が当事者のアメリカに比べても大暴落しています。その後急反発で上昇。株で儲けたいから実施した?それだけの要因では弱い様な気がします。
今回の件について Twitterを見てみると安倍首相の中東訪問延期と自衛隊派遣は継続が話題になっていましたが、親安倍、反安倍の罵り合いがほとんどで正しい情報を発信している人は少数でした。
SNSをみるときは事前に正しい背景を掴んでからみるとどれが正しい情報でどれが情報操作をしているツイートなのかが分かりやすくなります。
親安倍は、国のトップが戦争が起こりそうな中東へ行くのを中止するのは当然。
自衛隊派遣と首相の訪問は意味合いが違うし、行く場所も違う。
自衛隊を派遣しなければどこが日本のタンカー(原油を運ぶ船)を守るのだ
などとツイートしています。
反安倍は、首相が訪問を中止しているのに自衛隊派遣は中止しないのはおかしい、戦争に加担して戦争に巻き込まれてしまうなどとツイートしています。
両者ともに言い分がある様に見えますが根本について説明しておらず自陣営に取り込もうとしている様にしか見えません。
そもそも今回の中東自衛隊派遣は、昨年末に閣議決定したもので自衛隊派遣の目的は海賊対策(海路の安全確認)の調査、研究目的のための派遣です。
今回のアメリカとイランの衝突との直接の関わりはありません。
タンカーを守るための派遣でもないし、戦場になりそうな場所に武器使用が認められない状態(自衛による使用は可能)で派遣するのです。
一般人だけでなく、与野党(政治家)はこのことにはほどんど触れません。
おかしな話ですね。
そう考えるとアメリカとイランの衝突と自衛隊派遣は別に考える必要があると直ぐに気がつきます。
アメリカとイランの衝突については、大戦にならない様に日本がどう対応するのか。
自衛隊派遣は、派遣そのものの是非。派遣するなら現在の中東沿岸の状況の確認となります。
官房長官の記者会見では、自衛隊派遣は中止しないと断言しています、状況の推移を見て決定するなどの状況判断については触れていませんでした。
これは、アメリカとイランの衝突がそこまで大きくならないと知っていたと勘ぐってしまいます。
野党の自衛隊派遣中止要請についても首相の中東派遣と紐付けすると批判を浴びるのがわかっているのに批判しています。
まるで与党が利するための行動をしている様にも見えます。
本当なら野党は中止しないのは大きな軍事衝突が起こらないのを掴んでしているのかと与党へ確認すべきです。
与野党ともに確信部分を隠して国民を混乱させて自分たちの良い様に動かそうとしているように見えます。
現時点では、誰が何の目的で今回のことを起こそうとしているのか不明ですが今後出てくる情報を精査していくと徐々に見えてくると思います。
ともかく、上層部(上級国民)が多くの人々の命や生活を脅かしてまで何かをしたい(利益を得たい)と考えている様に見えます。
一人の判断でこんな大ごとを起こせるはずがないです。少し考えればわかることですがこれを煙に巻くのが彼らは巧みです。